晴香堂インタビュー抄録         2004.2.28記録
AM KOBE 558 2004/2/27放送分
Music BonBon 「それいけ仕事人」のコーナー
木岡雅恵さん(DJ)との対談録

木岡;このコーナーは神戸で頑張っているビジネスマンの方をお招きし、色々なお話を聞いてみんなで元気になろう!というコーナーです。本日は、神戸市北区にある晴香堂(せいかどう)針灸院の晴香先生に来てもらいました。

――まず、お聞きしたいのが、晴香堂(せいかどう)という屋号は先生のお名前と同じではないですか?
院長;そうです。読みは本名の晴香(はるか)を、訓読みの「せいか」と読ませたものです。今では慣れましたが、開業当初は自分の名前を看板にしているので気恥ずかしかったものです。クライアントの方には女性がやっていると推測して当院に来ることを決心した、と言われることもあります。

――自分で開業されたということですか?
院長;父が一級建築士ですので、家業を継いだというわけではありません。ですから、私が一代目ということになるでしょうか。

――いつごろから、この道へ進もうと決心されたのですか?
院長;学生時代から興味はありましたが、大学では植物学専攻でしたので、現在の仕事とは直接関係がありません。昔から肩こりがひどく、風邪もよく引くと言ったいわゆる虚弱体質で、病医院にはよくお世話になっていました。しょっちゅう体調が悪いと当然健康やツボなんかには関心が出てきて、ツボの効果と神秘性には一種の「ときめき」を感じていましたが、今度はなぜこのツボはこの症状に効くの?ということが知りたくなり、本格的に東洋医学を学ぼうと、この鍼灸の道へ進みました。
(※実際は、上記の志と共に、デパートの香港展で購入した龍針や中国針が自宅にあったことなどが挙げられるが、地元神戸での阪神淡路大震災が最大の契機となっている。

――晴香堂針灸院のポリシーやモットーは何ですか?
院長止痛第一・除痛脱苦®を理念としています。痛みを止めることを第一に、苦しみから脱すことを目指すという意味です。また清潔・安全・安心な鍼灸専門院であることをモットーにしているので、クライアントの皆様には、「ここは、きれいで落ち着く。」とよく褒められます。確かに衛生面では徹底していますね。

――鍼灸と言うと、「高齢者向け」という感じがしますが。
院長;そういうイメージはあるかもしれませんが、当院には、20代から50代の方が多く来られます。一人一人の症状に応じてオーダーメイドの治療ができるのも鍼灸の良さでしょう。目の疲れもあるけど、花粉症もあってうっとうしいとか。また薬のように副作用の心配もありませんので、妊婦さんや、乳幼児も多く来院されますよ。

――赤ちゃんにも鍼っていうと、痛くないのでしょうか?
院長;使用する鍼は、刺さない「接触鍼」と呼ばれるものです。痛いどころか、とっても気持ちよさそうです。赤ちゃんは鍼に対して先入観がないから、治療しやすい。また、鍼のあとは、とても機嫌が良くなり、元気が出てくる。しつけもしやすくなるようですね。元々は夜泣き・かんむし、夜尿症、そして喘息やアトピー性皮膚炎などで来院されるのですが、症状がある程度落ち着いても、月に1~2回定期的に当院に来て、健康と発育の管理を行っています。これを「晴香堂の定期健針(ていきけんしん)」と呼んでいます。子供も大人も晴香堂の鍼灸で元気になっていくのは、見ていてとてもうれしいですね。

――それにしてもすごいですよね。東洋医学を学びたくなって、鍼灸師という国家資格を取り、開業までしてしまうなんて!志の強さとパワーを感じてしまいます。院長先生のこれからの目標を教えてください。
院長自己免疫力の向上と予防医学として優れた歴史ある鍼灸治療の素晴らしさを、より多くの方に体感・認識して頂くことを目標とし、皆様が、健康で充実した毎日をおくられることを願っております。

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